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河口恭吾



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河口恭吾

悲しきペルソナ

Lyricist:河口京吾・常田真太郎
Composer:河口京吾・常田真太郎

「大したことないさ!」って言えたならどんなに楽だろう
背負い込んだ荷物 笑っているのは見栄っ張りな心と、膝小僧

まだ見ぬ世界 描いていた空を
飛べると信じきっていた10代の夏

伸ばした両手は思ったものとは違うものを掴んでいた昨日
自分で作った水たまり 大きな歩幅で越え
フリダシから始められたなら
ほつれた未来が続いてる

位置についてヨーイ、ドンで駆けていくはしゃぐ子供たち
速い子も遅い子もそれぞれにガムシャラでうらやましく見えた

いつも身の丈以上を望んでは
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叶わないと噛みついていた20歳の夜

知らぬ間に厚くなった面の皮 世間と折り合ってくためのお面
悲しきペルソナ 損得ばかりで覆ってしまって
本当の自分見えないままで
何を目指して走っていたんだろう

遠くで ポロポロ 何かが剥がれる音がする

知らぬ間に厚くなった面の皮 世間と折り合ってくためのお面
悲しきペルソナ 憧れていたヒーローを真似て
拳を前に突き出してみるよ
ありふれた今日に向かって

出来るだけチカラを込めて